- SDGsの目標はスケールが壮大で自分には達成できない。
- 具体的に何をしたらいいかさっぱりわからない。
ひとりひとりが具体的な行動を想像できていないことが、個人がSDGsに取り組めない原因のひとつです。
個人がSDGsの達成に貢献できることは少ない、もしくは微力すぎて意味がないのでは?と思っている方も多いことでしょう。
私なんてまだ子供だし…
今回はSDGsの17の目標はさておき、徹底的に個人が実現可能なレベルにまで落とし込んだアクション例をご紹介します。
それがこちらの、
「持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクションガイド」です。

ナマケモノにできるなら私にもできそう!
A4用紙2枚分のPDFファイルの中に、取り組みやすさ別にレベル1~4までの行動がリストアップされています。
今回はその中でもレベル1の「ソファに寝ながらできること」を紹介していきたいと思います。
- 家の中から地球に優しい行動はたくさんできる
- スマホで世界を知ることから全ては始まる
- ソファの上から世界を変える具体的な行動
レベル1「ソファに寝たままできること」9選
まずはレベル1の「ソファに寝たままできること」から説明します。
- 電気を節約しよう。電気機器を電源タップに差し込んで、使っていないときは完全に電源を切ろう。
- 請求書が来たら、銀行窓口でなく、オンラインかモバイルで支払おう。
- いいね!するだけじゃなく、シェアしよう。
- 声を上げよう!あなたが住んでいる街や国に、人と地球に優しい活動に参加するよう呼びかけよう。
- 印刷はできるだけしない。
- 照明を消そう。
- 持続可能で環境にやさしい取り組みをしている企業の製品を買うようにしよう。
- オンラインでのいじめを報告しよう。
- ハッシュグ#globalgoalsを使って、あなたがグローバルゴールズ/SDGsを達成するために何をしているか、私たちに教えてね!
各行動をカテゴリー分けして捉えなおす
どれも分かりやすく書かれてて、これなら私にもできそう!
よく見ると、似た特徴を持った行動があるのがわかるかい?
例えば、
「いいね!するだけじゃなく、シェアしよう」と、
「ハッシュタグ#globalgoalsを使おって私たちに教えてね!」
はどちらもSNS上で可能な行動です。
このように、類似した特徴で9つの行動をもう一度まとめなおすと、次のようになります。
SNS関連
- いいね!するだけじゃなく、シェアしよう。
- 声を上げよう!あなたが住んでいる街や国に、人と地球にやさしい取り組みに参加するよう呼びかけよう。
- オンラインでのいじめを報告しよう。
- ハッシュグ#globalgoalsを使って、あなたがグローバルゴールズ/SDGsを達成するために何をしているか、私たちに教えてね!
SNSではSDGsに関するアクションをしている発信者を探すことができたり、同じ悩みをもつ仲間を見つけることができます。
たとえば最近注目されたのが、働く女性はハイヒールやパンプスを履くべきという強制と闘った「#KuToo運動」です。
不平等、不公平、差別などに苦しんでいる人は、ぜひアクションを起こしてみましょう。あなたは決してひとりではありません。
節電関連
- 電気を節約しよう。電気機器を電源タップに差し込んで、使っていないときは完全に電源を切ろう。
- 照明を消そう。
実は私たちが生活する中で、もっとも多く二酸化炭素を排出する行為が「電気を使う」ことなのです。
二酸化炭素は温室効果ガスの一種で、地球温暖化を進めてしまう気体であることはいうまでもありません。
日本の発電はまだまだ火力に頼っています。電気の使用を減らすことは、立派な温暖化防止策なのです。
https://muko-papa.com/level1-1/
紙の削減関連
- 請求書が来たら、銀行窓口でなく、オンラインかモバイルで支払おう。
- 印刷はできるだけしない。
木から作られる紙の使用量を削減することは、森林を守ることにつながります。
森林を守れば、木が二酸化炭素を吸い込み地球温暖化防止につながるうえに、動物たちの生活の場を守ることにもつながります。
ネット情報をスクリーンショットしたり、スマホと同期できる電子ノートを使用するなどがおすすめです。



エシカル消費関連
- 持続可能で環境にやさしい取り組みをしている企業の製品を買うようにしよう。
エシカルとは「倫理的な」という意味です。値段の安さではなく、倫理的に正しい商品を買おう、という運動がエシカル消費です。
具体的には
- 不当な低賃金で労働者を働かせて作られた製品を購入しない
- 不平等な貿易によって輸入された原料を使用した商品を買わない
- 乱獲された魚介類を食べない
などです。
ネットで検索すると、エシカルな商品のみを取り揃えたECショップが多数オープンしています。
特にチョコレートは、原料となるカカオ豆の収穫に子どもたちが労働させれられているケースがあります。



スマホがあれば誰でもできる
以上見てきたように、ナマケモノでもできるアクションガイドでは行動をわかりやすく具体的に提示してくれています。
それぞれの行動がSDGsのどの目標を達成するのかを意識すると、SDGsをより深く理解できるので是非やってみてください。
ナマケモノでもできるアクションガイドについて、詳しくは国連のホームページをご覧ください。国連では直近のSDGs達成度や日本のランキングなどを閲覧することができます。
レベル1「ソファに寝たままできること」は以上です。
次はレベル2「家にいてもできること」に進んでみましょう!
↓レベル2へ進む↓



- ナマケモノにもできるアクションガイドには、今すぐ・誰にでもできるSDGs行動が載っている
- ソファに寝たままできるSDGsはある
- SNSやスマホで世界の問題を知り、発信することもSDGsの第一歩
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
これからも一緒にSDGsについて学んで行動していきましょう!
まずはできることから!
できそうなことから!
SDGsを学ぶには、こちらの書籍がオススメです。小学生でも分かりやすく、大人でも体系的にSDGsを学べます。
この他にもSDGsに関する書籍を紹介しています♪
下記のリンクを是非読んでみてください!