- SDGsって何だか難しそうだけど、手軽にできることってないの?
- 土日の休みにボランティアに参加したり募金したり、SDGsってそういうことでしょ?
こんにちは!
ムコパパです
SDGsに取り組んでいる企業などの事例を見ると、とても壮大な事業を進めている場合がほとんどです。
そんな例を前にすると「私なんかが行動したところで…」と億劫になってしまうことはないでしょうか?
私なんてまだ子供だし…
例え壮大な活動を起こせなくとも、家のなかでSDGsの達成に貢献できることはたくさんあるのです。
今すぐ・誰にでもできるSDGsアクションをまとめた「持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクションガイド」を読めば、自分に出来ることが意外と多いことが分かります。
レベル1~4のうち、今回ご紹介するのはレベル2【家にいてもできること】です。

↓レベル1はコチラ↓
https://muko-papa.com/namakemono-1/
この記事を読めば家の中にあるSDGsがわかり、より多くのアクションを起こせるようになります。
生活の質に直結することばかりなので、すべての行動を起こすことで今までと違う一歩進んだ日常が手に入ることでしょう。
一緒に学んでいきましょう!
レベル2「家にいてもできること」12選
レベル1ではソファの上からでしたが、レベル2では普段の生活の中でできるアクションです。
順番に見ていきましょう。
- 洗濯機は容量一杯に使おう。
- エアコンの設定温度を適切にしよう。
- 窓やドアの隙間を無くして冷暖房の効率を上げよう。
- 古い家電は新しく省エネなものに買い換えよう。
- 可能であれば家にソーラーパネルを設置しよう。
- シャワーを使えばバスタブ入浴より水の使用量が減らせる。
- 洗い物はすすぎすぎない。食洗機の予備洗いはしない。
- 肉や魚を控えよう。
- 残り物は冷凍しよう。
- 生ゴミで堆肥を作ろう。
- ゴミはきちんと分別して、埋め立て地を増やさないようにしよう。
- できるだけ簡易包装のものを買おう。
各行動をカテゴリー分けして捉えなおす
レベル1と比べると、食事とか家事に関係することが多いよね
それだけ生活の中でできるSDGsは多いと言えるね
レベル1では「ソファに寝たままできること」だけあって、手元にあるものでできるSDGsアクションがほとんどでした。
レベル2ではそこから一歩踏み込んで、自身の生活を見直す行動がメインです。
レベル1と同様に、レベル2の項目を各関連ごとに分けてみましょう。
節水関連
- 洗濯機は容量一杯に使おう。
- シャワーを使えばバスタブ入浴より水の使用量が減らせる。
- 洗い物はすすぎすぎない。食洗機の予備洗いはしない。
まずは水に関する行動です。日本は世界でも水に恵まれた国ですが、だからこそ水を大切に使う意識が重要です。特に近年の猛暑の影響で真夏にダムの水が干上がったり、震災や火山の被害で避難生活を余儀なくされた際に、水がいつでも使えるありがたみを痛感するはずです。
最近では「節水シャワーヘッド」というアイテムが人気です。シャワーヘッドを付け替えるだけで節水効果が得られるので取り組みやすいです。
洗濯機や食洗機は節水のために買い換えるにはコストがかかるため、後述の「古い家電を買い換える」を参考に古くなったら換えましょう。もちろんその際は節水タイプの家電を選ぶことをオススメします。
節電関連
- 窓やドアの隙間を無くして冷暖房の効率を上げよう。
- エアコンの設定温度を適切にしよう。
- 古い家電は新しく省エネなものに買い換えよう。
- 可能であれば家にソーラーパネルを設置しよう。
エアコンの温度設定は節電の大きなポイントです。夏場は26~28℃、冬場は20℃に設定しましょう。
また、電力会社を見直すことも効果的です。近年では電力の自由化が進み、再生可能エネルギーや自然エネルギーにこだわりつつ、電気代を低価格で抑えている電力会社が増えています。
オススメの電力会社に関する情報はこちらをご覧ください。
https://muko-papa.com/level1-1/
今すぐできるSDGs!節電と電力会社の乗り換えがオススメな理由3選
我が家でもバイオマス燃料を利用した電力会社に乗り換えました。手続きはスマホで完結するので、意外と簡単でした
ゴミ関連
- 残り物は冷凍しよう。
- 生ゴミで堆肥を作ろう。
- ゴミはきちんと分別して、埋め立て地を増やさないようにしよう。
- できるだけ簡易包装のものを買おう。
ゴミの分別は各自治体のルールにしたがって出すことはもちろんですが、なるべくゴミを出さないことも大切です。
生ゴミは水分を多く含むため、焼却の際に多くの熱が必要となります。燃焼効率が落ちる分、CO2を多く出してしまいます。もちろんCO2は地球温暖化の原因のひとつとなるため、地球に良いとは言えません。
またプラスチックゴミは正しく分別されたとしても、一部の再生不可能分は焼却処分されるか、埋め立て処分となります。焼却される分はCO2や有毒な気体を排出し、埋め立てる分は海へ流出する可能性があります。
海へ流出する可能性があるプラスチックを「オーシャンバウンドプラスチック」と呼び、世界中でその量が増えつつあります。
オーシャンバウンドプラスチックに関してはこちらをご覧ください。



エシカル消費関連
- 肉や魚を控えよう。
最近では牛肉の過剰生産が地球環境を破壊していると言われています。牛肉は大量のバーチャルウォーターを必要とするためです。
バーチャルウォーターとは、その農作物を産み出すのに使われる水の量のことです。
特に牛肉は1kgあたり26,000㍑もの水が必要なんです。どうしても牛を立派に育てないといけない上に、牛舎の掃除や牛の世話で水を大量に消費してしまうのです。
それどころか、牛のげっぷやおならなどのガスは温室効果ガスの一種で、地球温暖化を悪化させていることが明らかになっています。
お肉はたまのご褒美にして、野菜中心の食生活を送ってみませんか?
節電は家庭からのCO2排出量を減らすのに最も効果的
日常生活ではどうしてもエアコンが必要になるときがあります。
エアコンが作り出す暖かい・涼しい空気は、部屋から逃してしまうともったいないものです。
部屋の出入りの際はドアをきちんと閉めましょう。
電力の使用量を減らすと、自ずとCO2の排出量も減らすことができます。
なぜなら日本の電力の1/3から1/4は火力発電によって作られているからです。
火力発電は自然の力を利用した発電と違って安定した電力を得られるので、多くの電力会社が火力発電を取り入れています。
火力発電に依存しない、自然エネルギー由来の電力を供給する電力会社への乗り換えも効果的なアクションです。
詳しくはこちらの記事で説明しています↓
https://muko-papa.com/level1-1/レベル2の次はレベル3「家の外でできること」に進んでみましょう!
↓レベル3へ進む↓
https://muko-papa.com/sdgs_level3/
- シャワーヘッドは手軽な節水アイテム。
- エアコンは適切な温度で使用する。
- ゴミの分別は立派なSDGsアクション。
- 牛肉は環境負荷が高いので常食は避ける。
- 節電はCO2排出量を減らすのに効果的なSDGsアクション。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
これからも一緒にSDGsについて学んで行動していきましょう!
まずはできることから!
できそうなことから!
SDGsを学ぶには、こちらの書籍がオススメです。小学生でも分かりやすく、大人でも体系的にSDGsを学べます。
この他にもSDGsに関する書籍を紹介しています♪
下記のリンクを是非読んでみてください!