- マイバッグって結局環境にいいの?
- 海外輸入の食材は国内産より安いけど特に問題はないの?
こんにちは!
ムコパパです
お買い物のときにマイバッグを忘れて、仕方なくレジ袋を買ったことはありませんか?
なんとなく損した気分になりますし、罪悪感を感じる方も多いのではないでしょうか。
私もたまにレジ袋買っちゃうけど、マイバッグは本当にメリットがあるの?
そもそもレジ袋が有料化された背景に何があるのか、きちんと知る必要がありそうだね
買い物を始め、仕事や通勤通学など、私たちの生活の多くは家の外で行われます。家のなかで実行可能なSDGsアクションは多いですが、一歩外に踏み出せばさらに多くのアクションを発見できるはずです。
今日は前回に引き続き、国際連合広報センターが発信している「ナマケモノにもできるアクションガイド」のうち、レベル3「家の外でできること」を紹介していきます。

↓レベル2はコチラ↓
https://muko-papa.com/sdgs-level2/
- 買い物のときできるSDGs
- サステナブル・シーフード
【レベル3】家の外でできること10選
まずはどんなアクションが挙げられているのかを見てみましょう。
- 買い物は地元で
- 「訳あり品」を買おう
- レストランでは「サステナブル・シーフード」を使っているか聞いてみよう
- スーパーでは「サステナブル・シーフード」を買おう
- 詰め替えボトルを買おう
- マイバッグを持参しよう
- テイクアウトの時、紙ナプキンは取りすぎない
- ビンテージを買おう
- 使わないものは寄付しよう
- 選挙に興味を持とう
お買い物のときにできることが多いね!
寄付や選挙は社会との関わりで実践できるSDGsと言えるね
次に以上の10個の行動をカテゴリーに分けてまとめてみましょう。
各行動をカテゴリー分けして捉えなおす
買い物のときできること
- 買い物は地元で
- 「訳アリ品」を買おう
- 詰め替えボトルを買おう
- マイバッグを持参しよう
- ビンテージを買おう
日常生活を送る上で行っている消費活動は、何を買うかで得られる結果が違います。
例えば「詰め替えボトルを買う」の場合、詰め替え品ではなくボトルのついた本体を毎回買っていては、不要になったボトルをプラスチックごみとして出すことで、ゴミを増やしてしまうことになります。
何を買うか、何に使うかをひと工夫することで十分にSDGsアクションになります。
2021年7月にレジ袋が有料化されましたが、買い物のときにマイバッグを利用することもひとつのSDGsアクションと言えます。
- プラスチックゴミの削減
- レジ袋が焼却されて排出されるCO2の削減
- ムダな買い物が減る
お買い物の量はマイバッグに入るだけにしようとするから、ムダな買い物が減るのは納得だね
レジ袋の有料化でマイバッグの使用が推奨されているのは、みんなが環境に意識を向けるきっかけなんだよ
外食のときできること
- テイクアウトの時、紙ナプキンは取りすぎない
- レストランでは「サステナブル・シーフード」を使っているか聞いてみよう
- スーパーでは「サステナブル・シーフード」を買おう
「サステナブル・シーフード」ってなに?
とても大切なことだから、少し後ろの方で説明するね
日用品を買うときと同様、食事をする際も何を食べるかでSDGsアクションに繋げることができます。
食事はとても楽しいものです。
しかし、その食材が多くの生き物や働く人の犠牲の上に成り立っているとしたらどうでしょう?
その時食べている食材がどこで・どうやって獲られたのかを知ることは、世界を知るヒントになるはずです。
特にサステナブル・シーフードに関しては、購入したり食事をしたりするだけで誰でもSDGsアクションにつなげることができるのでオススメです。
社会との関わりでできること
- 使わないものは寄付しよう
- 選挙に興味を持とう
誰かの役に立つ行動や、誰かの役に立とうとしている行動を応援することは、持続可能な社会の形成には不可欠です。
代表的な行動が、
寄付やボランティアなどの「慈善活動」と、
選挙に出たり応援する「選挙活動」
です。
慈善活動は自治体の活動から国際的なNGOまで、検索すれば様々な情報を見ることができます。
近では企業の垣根を越えて、普段利用しているサービスが売り上げの一部を寄付する取り組みも見られます。
例)脱毛クリニックがNPO法人へ売り上げの一部を寄付するサービス

2022年4月から、選挙への投票権を持てる年齢が18歳以上に引き下げられました。
「サステナブル・シーフード」を買うというSDGsアクション
サステナブル・シーフードとは、「将来に渡ってずっと漁獲できる方法で漁獲・養殖された水産物」のことです。
具体的にはMSC認証を得た漁業、もしくはASC認証を得た養殖で得られた水産物のことをいいます。
- MSC認証…水産資源と環境に配慮した漁業で獲られた天然の水産物の証
- ASC認証…環境と社会への影響を最小限にして育てられた養殖の水産物の証
MSC認証とASC認証が設定された背景について説明します。
MSC認証とは
MSCとは、Marine Stewardship Council(海洋管理協議会)の頭文字をとったものです。
海洋管理協議会は1997年にイギリスで発足した非営利団体で、ラベリング制度によって持続可能な漁業を普及させることを目的としています。
MSCが定めた原則を守った漁業で収穫された天然の水産物は、MSC認証ラベルが貼られて店頭に並べられます。
消費者はMSC認証を得た水産物を買うことで、SDGsの達成に貢献していると言えます。
MSCが定めた原則についてはコチラ→「MSCとは?」
ASC認証とは
天然の水産物に与えられるのがMSC認証であれば、ASC認証とはその「養殖版」です。
ASCとは、Aquaculture Stewardship Council(水産養殖管理協議会)の略で、2010年に開設された国際非営利団体です。
2010年頃を境に、人類の消費する水産物は天然よりも養殖の方が多くなりました。
養殖が盛んになる中で養殖が海に与える影響と、養殖業に就く労働者の2面から、持続可能な養殖を守るために設定されたのがASC認証です。
ASC認証を得た水産物を買うことで、SDGsの達成に貢献できます。
ASC認証に関して詳しくはコチラ→「ASCとは?」
みんなが好き放題魚を獲っていたら、いつか魚がいなくなるかもしれないもんね
レベル3の次はレベル4「職場でできること」に進んでみましょう!
↓レベル4へ進む↓
https://muko-papa.com/sdgs-level4/
- 買い物をするだけで実践できるSDGsアクションは多い。
- 水産物を買ったり食べたりするときはサステナブル・シーフードを選ぶ。
- 寄付やボランティアはすぐに実践できるSDGsアクション。
- 自分の支持する政治家がどんな方針を持っているか興味を持つ。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
これからも一緒にSDGsについて学んで行動していきましょう!
まずはできることから!
できそうなことから!
SDGsを学ぶには、こちらの書籍がオススメです。小学生でも分かりやすく、大人でも体系的にSDGsを学べます。
この他にもSDGsに関する書籍を紹介しています♪
下記のリンクを是非読んでみてください!