MDGsについて

MDGsからSDGsへ結局何が加わったのか?

みんな、こんにちは!

ムコ×パパだよ^^

今日は「SDGsの前身【MDGs】は結局何が違うの?

ということについて学んでいこう^^

  1. MDGsからSDGsへ
  2. SDGsに必要な3つの柱
  3. 生活の中のSDGs

1. MDGsからSDGsへ

MDGsが8つの目標を掲げて2000年にスタートして、2015年にゴールしたけど、MDGsがどういうものだったのかをもう一度見直してみよう。

MDGsの目標は3つの大目標が柱となって考え出されたんだ。

  • 貧困に終止符を打つ
  • 不平等と闘う
  • 気候変動に対処する

この3つを根本的に解決するために色んな国が活動をしたんだけど、解決できなかった問題もあったんだ。

そこで「なぜこの問題は解決できなかったのか?」をもう一度話し合って、

先進国が後進国の抱える問題を解決しようとするだけでは根本的解決にならない

ことがわかったんだ。

MDGsはどちらかというと、先進国の後進国へのサポートがメインだったんだ。

けどそれだけでは、先進国の人たちが普段抱えている問題までは解決できずにいたんだ。

たとえば「貧困」「飢餓」というと後進国の重大な問題と捉えられがちだけど、クラスの中に一人か二人くらい、親が一人の子はいないかな?

お父さんかお母さんか、どちらかしかいない家族の多くは生活のためのお金が満足するほどないことがわかっているんだ。

地球上で見たら、日本は先進国のひとつだし、「裕福」な国と言えるよね。

けど日本の中で見たら、どちらかというと貧しい思いをしている人たちはいるよね。

これを「相対的貧困」というんだ。

このように、「気付かなければわからない隠れた問題」は先進国も大いに抱えている。

先進国も後進国も、まとめて解決するような目標が必要なんだ。

人々の「社会的な営みを妨げる問題」と、「自然の営みを妨げる問題」の両方を解決に導くためには、ふたつのバランスが大切なんだ。

人間ばかり豊かになっていたら、自然が豊かでなくなってしまう。

早い話が、人口爆発だ。

人間が豊かになると、子供の数が増える。

人が増えると、食べ物がもっとたくさん必要になる。

食べ物をたくさん得るためには、もっと自然を壊さないといけない…

大切なことは「自然の営み」と「社会の営み」を循環させ続ける=持続させることなんだ。

この「持続」という考えを深堀してSDGsが設定されたんだ。

2. SDGsに必要な3つの柱

さて、MDGsに3つの柱があったように、SDGsにも3つの柱が考え出されたんだ。

それは、

  • 経済成長
  • 社会的包摂
  • 環境保護

の3つだ。

順番に見ていこう。

経済成長」は、「持続可能な会社とは何だろう?」「自然を壊さないようにしながらみんながもっと豊かになるには?」といった問題を解決するために目標を設定しよう!という柱。

社会的包摂」は、「誰一人として置き去りにしないためには?」「みんなが平等に健康的な生活を送るために必要なことは?」といった問題を解決するために目標を設定しよう!という柱。

環境保護」は、「自然を守り続ける仕組みとは何だろう?」「資源の無駄使いを防ぐにはどうしたらいいだろう?」といった問題を解決するために目標を設定しよう!という柱。

それぞれの柱に、SDGsのどの目標が対応しているかを考えてみるとより深くSDGsを理解することができるよ^^

各柱に僕が目標を割り振ってみたから参考にしてみてね。

もちろん、ここに「正解」や「間違い」はない。

17個の目標を達成すると、3つの柱のどれを満足させることができるのかを自由に考えてほしい^^

  • 経済成長

・8. 働きがいも経済成長も

・9. 産業と技術革新の気ぞをつくろう

・12. つくる責任 つかう責任

・17. パートナーシップで目標を達成しよう

  • 社会的包摂

・1. 貧困をなくそう

・2. 飢餓をゼロに

・3. すべての人に健康と福祉を

・4. 質の高い教育をみんなに

・5. ジェンダー平等を実現しよう

・6. 安全な水とトイレを世界中に

・10. 人や国の不平等をなくそう

・11. 住み続けられるまちづくりを

・16. 平和と公正をすべての人に

  • 環境保護

 ・7. エネルギーをみんなに。そしてクリーンに

・13. 気候変動に具体的な対策を

・14. 海の豊かさを守ろう

・15. 陸の豊かさも守ろう

3. 生活の中のSDGs

以上みてきたように、SDGsには3つの柱があって、そこから17個の目標が生まれたんだ。

あとは自分の生活の中で、できることを探して実行するのみ^^

たとえば「経済活動」は、お父さんやお母さんの仕事の話を聞いてもいい。

まずは関心を持つことから始めてみよう。

「社会的包摂」は、クラスの中で困っている子や悩んでいる友達に力を貸してあげられることがないか聞いてもいい。

「環境問題」は、今晩のお夕飯の食材がいったいどこから来たのかを考えたり、お買い物のときにパッケージに何が書かれているかをみてもいい。

ひょっとしたらきみの小さな行動が、地球の問題を解決してしまうかもしれない^^

そう考えると、SDGsってもっともっと知りたくなるよね。

知ったら、あとは行動あるのみ!

まとめ
  • 先進国も後進国も、一丸となって初めてSDGsは達成できる
  • SDGsには「経済成長」「社会的包摂」「環境保護」の3本柱がある
  • 生活の中でSDGsの達成に必要なものを探そう

 

以上、ムコ×パパでした^^

ではまた!

 

ABOUT ME
ムコパパ
SDGsに関する情報を発信しています。SDGsについて詳しくない方でも、大人から子どもまで幅広く親しんでもらえるようなブログを運営しています。

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